双子 IN ワンダーランド

男女の双子の母です。妊娠・出産・育児…自分が欲しかった双子の情報をまとめてみました。

授乳

授乳方法

おっぱいはどうやってあげているの?
これは単胎妊娠のママ友からよく聞かれることなので、疑問な方も多いと思います。

私の場合、①人に預けるとき、②私が感染症などの病気になったとき、この二点を考慮して最初から混合と決めていました。
実際、同市内では出産できる病院がなかったため、赤十字病院へ1時間掛けて通院しており、産後に見つかった出産による病気(両下肢血栓症)のため、そのまま月に一回ほど日赤に通院が必要でした。
双子のお母さんはどうしても混合かミルク育児になってしまうと思います。片方だけならいいのですが、同時におっぱいを欲しがるということが必ず起こるからです。病院の助産師さんも最初からそのつもりのようで、両方のやり方を教えてくださいました。
一時期、哺乳瓶嫌いになったときに、両方同時におっぱいを飲ませられないかと色々な体勢を試してみましたが、寝たきりの子たち両方におっぱいをあげるのは難しかった…というより、ほぼムリでした。

片手抱っこでおっぱい、片手哺乳瓶

片方の子を抱いておっぱいを飲ませ、片方の子は布団に寝かせたまま哺乳瓶を片手で持って飲ませていました。疲れたときはあぐらをかいた足の上に片方の子を寝かせていました。バウンサーの上に乗せてやるのもありですね。

セルフ飲み

セルフ飲みというのがあります。バスタオルをくるくる巻き寿司のように巻いて、その上に哺乳瓶を乗せて、赤ちゃんに飲ませるというものです。イメージとしては、言葉は悪いですが、動物のケージの壁面についている水飲みのようなものが近いと私は思っていました。片方の子におっぱいをあげているときに、もう片方の子はこうすればいいよと病院の助産師さんに教えていただいたのですが、2~3か月を過ぎて飲む力が強くなると哺乳瓶が動いてしまい、赤ちゃんが飲みにくそうでした。なので、これをやっていたのは本当に初期の頃だけです。
ただ。二人同時にセルフ飲みしている間なら家事はできるので、赤ちゃんがセルフ飲み出来る間はこういう方法もありです。

両方哺乳瓶

赤ちゃんを寝かせた状態で両手で哺乳瓶を持ちます。疲れたらあぐらをかいた膝の上に肘を乗せて耐えます。

同時おっぱい飲み(2パターン)

毛布を私の周りに積み重ねて赤ちゃんを寝かせ、両脇に抱えた状態で同時飲みも一度チャレンジしましたが、体勢がぐらぐらしてやりにくかったです。

私が腕立て伏せ状態で同時飲みさせるのは、おっぱいが赤ちゃんの鼻を塞いでしまい、しかも腕の筋肉が皆無な私は5秒ももたないので諦めました。

添い乳

添い乳は特別なことはなく、スタンダードなやり方で一人ずつやっていました。おっぱいが自分の体に対して縦についていれば二人揃って添い乳できるのにと、本気で思っていましたね。

おススメの飲ませ方

結局、片手抱っこのおっぱい&寝かせて哺乳瓶が一番楽でしたし、長期間できました。最も楽なのは添い乳なのは間違いないですけどね。

体がしっかりしてきたら

卒乳や段乳した・する予定の方にはあまり興味の湧かないお話ですが、掴まり立ちし始めた頃からでしょうか。今では私は座った状態で、二人ともおっぱいに食いついてきます。抱っこして支えなくてもおっぱいがあげられるようになると、ミルクを作ることが面倒臭い&コストがかかるので、母乳一本でやっています。勝手に食いつくので本当に楽ですよ。ただし、子供の力が強くなっていて、なぜか飲むときに顔を押さえつけてくるので、座った状態で後ろに手をついて体を支えないと倒れそうになります。
預けて外出する時に欲しがったときだけ、ミルクが与えられていたようですが、既に離乳食も始まっているので、次第にバナナなどのおやつでももつようになったそうです。一歳三か月の今では本当に母乳のみです。

添い乳は、私が寝た状態で、二人がかぶさるようにおっぱいに吸い付いてきます。おそらく、横に流れるくらいおっぱいが大きいと子供が寝て吸いやすいのかなと思いますが、我が子はそんな楽な吸い方を好まず、正座をして私の胸や胃の辺りを枕にしたり、オットセイのように背中を逸らせておっぱいを吸っています(何故か私が座った状態でも、大半は正座をせずオットセイポーズで飲むので不思議です)。

どのくらい母乳は出るのか

私は素人なのでなんとも言えませんが、色々な情報を見るに、母乳の出方は人それぞれだと思います。出るかもしれないし、出ないかもしれない。
ただ、私の体験談を言わせて貰えば、二人分の母乳は出ました。人間の体は一人分の母乳しか出ないというわけではないようです。しかし、交替で吸われるので、吸っても出てこないときも確かにあります。そんなときに両方がおっぱいを欲しがれば、両手に哺乳瓶を持って対処していました。

離乳食の量が増える一歳からは、母乳だけで過ごせるようになりました。

双子の母乳育児でよい点をあげるとすれば、お乳が張るという感覚が殆どありませんでした。張るよりも前にどちらかが欲しがるからです。ですから、母乳の出方が安定していない最初の一~二か月を除いて、痛みや漏れをほとんど心配しないでよかったです。母乳パットも使ったことがありません。
四~六時間くらい吸わなかったら張ってきたかなという感じや充填される感覚がしていました。私が感染症にかかったとき、十二時間も飲ませられないことがあったのですが、そのときは気づいたら勝手に漏れ出していました。それ以上は、間隔をあけたことがないので分かりません。

授乳のタイミング

一人のときと、二人同時のときと、半々ぐらいだと思います。
片方が寝たら、片方が起きて欲しがるということも多々あります。お母さんは大変な時期ですね。私は赤ちゃんと同じサイクルで生活していました。赤ちゃんが寝ているときに寝る。これは本当に大事なことです。そうしないと体と精神が持ちません。
一年、ご主人には我慢してもらい、家庭内独身生活をやってもらうしかないと思います。
赤ちゃんを育てることは勿論大切ですが、それと同じくらい母体の健康を保つようにしましょう。育てるために、時にはお母さんの体を優先させることがあってもいいと思います。それは全然、甘えということはないですよ。もちつ、もたれつというやつです。

十一か月くらいから二人の寝る時間、お腹のすく時間が揃い始めたので、ほぼほぼ同時に与えていました。

一歳三か月では、おっぱいマニアの我が子は、片方がおっぱいをしようとしたら必ずもう一人も寄ってくるので、基本的に二人同時です。
今の悩みはおっぱいをどうやってやめようか、ということですね。

一歳十か月現在、たまに「おっぱいないからね」で飲まない日もあるのですが、基本、起床時におっぱいを飲むことをやめられません。

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